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🇯🇵 肩こりは日本人特有の症状です
「肩がこる」という表現は、実は日本語特有のものです。
英語では “stiff neck” や “neck pain” と言いますが、日本人の言う「肩こり」は、首から肩甲骨にかけての“重だるさ・張り”を指し、欧米のneck painとは異なります。
日本語には——
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「肩の荷が下りる」
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「責任を一身に背負う」
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「肩を並べる」
などの表現があり、肩は責任や心の重荷の象徴でもあります。
そのため、肩こりは身体的な筋緊張に加え、心理的・社会的ストレスが関与する心身の症状なのです。
🌿 肩こりは「心と体のストレス反応」
ストレスや不安が続くと、交感神経が優位になり、筋肉が硬直・血流が悪化します。
これにより「首〜肩の重だるさ」「頭痛」「集中力低下」などが生じます。
🌸 肩こりは“がんばりすぎている身体のサイン”。
その背景にあるストレスや頚椎の異常を一緒に見つけていくことが大切です。
💡 肩こりの原因と注意すべきポイント
分類 | 主な要因 |
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🦴 身体的要因 | 姿勢不良、筋膜癒着、頸椎変性、神経圧迫 |
💭 心理的要因 | ストレス、不安、抑うつ、過度な責任感 |
⚠️ 頚椎疾患 | 頸椎症・椎間板ヘルニア・神経根症など。しびれや片側痛、手の違和感を伴う場合は医療機関での鑑別が必要です。 |
💬 「ただの肩こり」と思っていても、神経や頚椎の異常が隠れていることがあります。
長引く・片側に強い・しびれを伴う場合は、医療機関での画像検査をおすすめします。
🩺 当院で行う肩こり治療(多角的アプローチ)
なかお三国ペインクリニックでは、
筋肉・神経・自律神経・心理的要因にアプローチし、症状の根本改善を目指します。
治療法 | 内容・特徴 |
---|---|
💉 トリガーポイントブロック | 筋肉のしこりに局所麻酔を注射し、痛みと血流を改善します。 |
💧 ハイドロリリース(筋膜リリース注射) | 超音波で筋膜の癒着を確認しながら生理食塩水で滑走を改善します。 |
🌸 星状神経節ブロック | 自律神経の緊張を整え、冷え・頭痛・不眠にも効果的です。 |
⚡ 副神経・肩甲背神経・脊髄神経後枝ブロック | 深部筋や神経の過敏を抑え、頑固な肩こり・項部痛にも有効です。 |
🪷 鍼灸治療(はり・きゅう) | 東洋医学の視点で気血の流れを整え、慢性化した肩こりを和らげます。 |
⚙️ SSP療法(低周波通電) | 「刺さない鍼」とも呼ばれる微弱電流治療で、筋緊張を緩めます。 |
🧘♀️ 理学療法士によるリハビリ | 姿勢や肩甲骨の動きを整え、再発を防ぐ運動療法を行います。 |
💬 「整骨院に通っても良くならない」「ブロック注射も試したい」「鍼灸も興味がある」——
当院では、医療とリラクゼーションの両面からあなたの肩こりを改善します。
🧠 医療機関で診るメリット
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🔍 画像検査で頚椎疾患を鑑別可能
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💉 神経・筋膜・自律神経・心理的アプローチを統合した治療
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🧘♀️ リハビリと生活指導で再発予防
東三国・新大阪エリアで、
「肩こりを根本から治したい」方は、なかお三国ペインクリニックへご相談ください。
💬 よくある質問(FAQ)
Q1. 東三国・新大阪で肩こりに強いクリニックを探しています。どんな治療がありますか?
→ 当院では、神経ブロック、ハイドロリリース、鍼灸、SSP療法、リハビリなどを症状に合わせて組み合わせています。
Q2. 整骨院と病院の肩こり治療はどう違いますか?
→ 整骨院は主に筋肉の緊張を緩める施術が中心ですが、医療機関では神経・筋膜・自律神経まで評価し、ブロック注射や画像検査が可能です。
Q3. 肩こりで手のしびれがあります。受診すべきですか?
→ 頚椎の病気が原因の可能性があります。早めに医療機関を受診して、神経の圧迫や炎症を確認しましょう。
🕊️ 東三国・新大阪で肩こりにお悩みの方へ
肩こりは、姿勢や年齢だけでなく「心と神経の緊張」から生じる現代病です。
なかお三国ペインクリニックでは、
ブロック+リハビリ+鍼灸+SSP療法を組み合わせ、西洋医学と東洋医学の力であなたの肩を軽くします。
🌿 「肩の荷が下りるような軽さを。」
それが、私たちの目指す医療です。
📚 参考文献
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Oka H, et al. The influence of psychosocial job stress on neck and shoulder pain: a prospective cohort study. Spine (Phila Pa 1976). 2014;39(4):E303–E309.
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Ohtori S, et al. Ultrasound-guided injection of saline for cervical muscle pain. Pain Med. 2014;15(6):978–985.
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Bono CM, et al. Cervical radiculopathy: epidemiology, etiology, diagnosis, and treatment. J Spinal Disord Tech. 2011;24(1):1–7.