
目次
🦵 お尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛みやしびれ。
🚶♂️ 歩くと悪化する。
💺 長く座っていられない。
🌙 夜も痛みで目が覚める。
このような症状で
「坐骨神経痛ですね」と言われたことはありませんか。
薬や湿布、リハビリを続けているのに、
なかなか良くならない。
三国・新大阪エリアでも、こうした相談は少なくありません。
実は、坐骨神経痛が長引く方には
共通して見られる“理由”があります。
❗ 坐骨神経痛は「病名」ではありません
まず知っておいてほしい大切な点があります。
坐骨神経痛は病名ではありません。
坐骨神経に沿って出る
痛みやしびれをまとめた「症状の呼び方」です。
つまり、
👉 坐骨神経痛と診断された
👉 = 原因が特定された
とは限らない、ということです。
🔍 坐骨神経痛の裏に隠れている原因
坐骨神経痛の背景には、次のような疾患があります。
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰部脊柱管狭窄症
・梨状筋症候群
・変形性腰椎症やすべり症
いずれも、
神経が圧迫されたり、炎症を起こしたりすることで
痛みやしびれを引き起こします。
🧠 原因が違えば、治療もまったく変わります。
ここを見誤ったまま治療を続けると、
なかなか改善しない状態が続いてしまいます。
💊 なぜ痛み止めや湿布だけでは良くならないのか
坐骨神経痛は、単なる筋肉痛とは異なります。
神経そのものが
炎症を起こしていたり
過敏な状態になっていたりするため、
・痛み止め
・湿布
・マッサージ
だけでは、十分な改善が得られないことがあります。
特に、
しびれが強い
動くと悪化する
安静にしていても痛い
こうした場合は、
神経に対する評価と治療が重要になります。
💉 神経ブロック治療という選択肢
神経ブロック治療は、
✔ 痛みの原因となっている神経の近くに
✔ 薬剤を注射し
✔ 神経の炎症や興奮を抑える治療
です。
一時的に痛みをごまかす治療ではありません。
👉 神経の状態を落ち着かせ
👉 回復しやすい環境を整える
ことを目的とした治療です。
🧪 神経ブロックは「治療」であり「診断」でもある
神経ブロックには、診断的な意味もあります。
・ブロック後に痛みが大きく改善する
→ その神経が症状の原因である可能性が高い
・効果が乏しい
→ 別の原因を再評価する必要がある
このように、
原因を確認しながら治療を進められる のが特徴です。
🏥 なぜ当院では「診断」を重視しているのか
当院では、
坐骨神経痛を「とりあえず痛みを抑える症状」とは考えていません。
坐骨神経痛はあくまで症状であり、
その背景にある原因を見極めなければ、
治療を続けても改善しないケースを多く経験してきました。
そのため当院では、
・神経学的な診察
・画像検査の内容
・痛みの出方や日常動作での変化
これらを総合して、
どこで、なぜ神経が障害されているのか を丁寧に評価します。
🧑⚕️ 神経ブロックも「原因ありき」で行います
神経ブロックは、
打てば効く治療ではありません。
当院では、
どの神経を狙うのか
なぜそのブロックが必要なのか
ブロック後に何を目指すのか
を明確にしたうえで行います。
その結果、
・ブロックが診断の手がかりになる
・痛みが軽減し、動けるようになる
・次の治療につなげやすくなる
といった効果を重視しています。
🏃 神経ブロックとリハビリを組み合わせる理由
坐骨神経痛では、
痛みを抑えるだけでは再発することがあります。
当院では、
神経ブロックで痛みをコントロールし
動ける状態をつくったうえで
リハビリや動作指導につなげる
という流れを大切にしています。
これにより、
・動くことへの不安が減る
・体の使い方が改善する
・慢性化や再発を防ぎやすくなる
ことが期待できます。
❓ よくある質問
❓ 坐骨神経痛は自然に治りますか。
➡軽症であれば改善することもありますが、
長引く場合は原因疾患が隠れていることが多く、放置はおすすめできません。
❓ 神経ブロックは何回くらい必要ですか。
➡症状や原因によって異なります。
1回で改善する方もいれば、数回必要な方もいます。
❓ 神経ブロックはその場しのぎですか。
➡痛みを抑えることで体を動かしやすくし、
回復や再発予防につなげる治療です。
✅ まとめ
坐骨神経痛がなかなか治らない場合、
問題は「治療」ではなく
原因の診断 にあることがあります。
坐骨神経痛は症状であって病名ではありません。
原因を見極め、
原因に合った治療を行うことが
改善への近道です。
痛みを我慢し続ける前に、
一度、原因からきちんと評価することをおすすめします。
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参考文献
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日本整形外科学会. 腰痛診療ガイドライン2019. 南江堂.






